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No.054 研修中に役員の講話を入れたい

2019.08.11

No.054 研修中に役員の講話を入れたい

「役員から今期の目標について研修時間を借りて訓示をしたいので、研修開始時間は1時間遅らせて10時からでお願いできませんか?」

 

こんな依頼を受けることも多くあります。開始時の1時間ではなく、終了時間を1時間早めて16:00で終了してくださいと依頼される場合も。私たちはこのような依頼の場合、「では、午後一番(13:00)から1時間ではいかがでしょうか?」と、提案しています。その理由は、脳がダレる時間帯に、役員のピリッとした重要な話をしていただくため。

 

上記の研修所要時間一覧表を見て頂くと左端にピンク色のゾーンが色分けされています。このゾーンが研修における『魔の2時間』です。

 

受講経験の豊富な方ならお気づきのことと思いますが、このゾーンが受講中に一番眠くなる魔の2時間。13時45分から15時45分は昼食後の胃の消化活動が活発になり、脳への血液流入量が低くなって意識が混濁する(簡単に言うと、眠くなる)時間帯。研修講師は、この時間帯に意識混濁を起こさないように極力講義を減らし、ディスカッションや手や体を動かす演習を持ってくるなどのカリキュラムを組み努力をしています。

 

そこで、多少時間は前倒しになりますが午後一番に役員の講話をして頂き、受講生にピリッとして頂いた後に、講師にバトンタッチしてもらって午後の研修を続ける。こうすれば、役員の講話も研修そのものも付焼刃的にならずにキッチリと収まります。

 

ただし、役員の講話は予定終了時間内に終わっていただくことが条件。後ろに延びると午後のカリキュラムに影響します。

 

えっ?その時間帯に役員が話すと受講生全員が寝てしまう??

 

その場合はご相談ください。

どんな人でも、受講生の意識が混濁しない秘伝の講話方法を伝授いたします。