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No.120 公共施設の会場を借りる注意点①

2020.11.22

企業研修でも、たまに県や市の公共施設を使って研修を実施する場合があります。○○市民センターなどと呼ばれる会場ですが、そんな会場を利用するときの注意点として開錠できる時間(教室のカギを貰える時間)とカギの返却時間を確認し、必ず余裕を持った時間帯で借りることが重要です。

まず研修を開始するには、さまざまな準備が必要です。

スクール形式に並べられた机を『島型』に変えたり、プロジェクターやスクリーンを準備したり。そのために、できれば研修開始30分前には一通りこれらの準備が整い受講生を迎えたいものですが、公共施設の場合は鍵の受け取りは予約時間の15分前…と言う施設が多数。そのため、9時研修開始にしてしまうと8:45にカギを受け取って、開錠して、机をセッティングして…おまけに公共施設で借りるプロジェクターはケーブルが断線していたり、形式が古くて輝度がでなかったりすることもあり、機器の交換や施設の人を呼んで調整したり…と思わぬところで障害や研修開始遅延が起こりやすいものなのです。これでは、研修開始に締まりがなくゴタゴタと9時15分あたりに研修が始まることになってしまいます。

また、研修終了時間は鍵を返却する1時間前には終了するように研修会社や講師に依頼しましょう。

18時まで教室を借りられるからと研修終了時間を同時刻に設定してしまうと、ほぼ確実に鍵の返却は間に合いません。夜間18時からの会場利用者が廊下で待っていたり、酷い場合は係員から退去を求められたり、次回から借りられなくなったり。もし、18時まで会場を借りているなら研修終了時間は17時に設定しましょう。これなら、アンケートの記入や回収、机の原状復帰などの時間を入れても余裕をもって鍵の返却も可能です。