2019.03.04
アンケートの項目は次回の研修に活かすための重要なデータ。かんたんに答えられて、なおかつ本音の出やすい項目を『5段階評価、5項目』程度をA4用紙1枚、縦書きで作成するのが良いでしょう。
5段階とは5:非常に良かった、4:良かった、3:どちらともいえない、2:あまり良くなかった、1:良くなかったです。これらの評価を、問いかけにあわせた解答しやすい文言に変更して使います
一般的なアンケートでよく使われる項目例は下記の通りです。今後、アンケートを作成する際の参考にしてください。
Q1.研修内容は、どの程度理解できましたか?
5.十分に理解できた
4.ある程度、理解できた
3.どちらとも言えない
2.あまり理解できなかった
1.非常に難しかった
[その理由]
5.十分に役に立つ
4.ある程度、役に立つ
3.どちらとも言えない
2.あまり役に立たない
1.まったく役に立たない
[その理由]
5.非常にわかりやすかった
4.わかりやすかった
3.普通/どちらとも言えない
2.わかりにくかった
1.非常にわかりにくかった
[その理由]
5.非常にわかりやすかった
4.わかりやすかった
3.普通/どちらとも言えない
2.わかりにくかった
1.非常にわかりにくかった
[その理由]
Q5.今回の研修の感想(自由記入欄)
作成上の注意点は、各項目を5択だけにせず、必ず各項目ごとに「その理由」として自由記入欄をつくることです。この自由記入欄にポジティブな言葉が記入されていれば、研修に対する満足度はある程度高かったと評価できます。つまり、やってよかったと思われる研修ですね。
また、5段階評価を横書きにならべているアンケートも見かけます。
←良くなかった 良かった→
1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5
数字が大きい右側が「良かった」の右肩上がりパターンですが、研修終了間際にサッと記入する受講生は書き方を間違えて、よかったのに「1」をつける受講生もいます。項目は“良かった”を一番上に、“よくなかった”を一番下にする縦順番だと、まず間違えて記入することはありません。
最後にわたしからの提案として、ひとつこのような項目をつけてみてください・・・
この研修を、他の人に受講を勧めたいですか?
はい ・ いいえ ・ どちらともいえない
この問いかけは、今日の研修に対して、受講生の本音がズバリ出てきます。
次回は、アンケートは無記名にするか記名式にするか、アンケートのの読み方とアンケートの評価の仕方、アンケートの使い道について解説します。