NEWS

No.080 ふたり掛けか、三人掛けか

2020.02.16

「一グループ(島)、何人がよいですか?」と聞かれることがあります。

 

通常の研修で島形式(全員が前を向いたスクール形式ではなく、ディスカッションや演習を行う場合にセッティングする方式。グループ形式とも言う)の場合、最適な人数は4名。人数的に端数になるのであれば、5名。どうしても、会場の広さ制限がある場合は一グループ最大6名でしょう。

 

その場合、気を付けて頂きたいのが5名、6名掛けの時のテーブルの数。

 

通常、研修会場のテーブルは会議机が使われることが多く、二人掛けであれば向かい合わせの1島で4名掛けのグループが出来上がります。

 

しかし、5名掛けや6名掛けの場合に会議机に3名並ぶと、正直なところギュウギュウ詰めの印象になります。クライアントによっては日々の会議がそんな配置なので、あたりまえ…と思うこともあるのでしょうが、会議と研修は違います。

 

なにより、数時間の会議と異なり研修は一日中その態勢で着席しています。少し大柄な男性が横に3人並ぶと肩が触れ合ったり、立ち座りも一苦労。何より、テーブルに広げた資料が隣の人の資料と重なりあって、「あれっ?これ、オレの資料かな?」なんて会話もちらほら。

 

以前にもお役立ちブログで書きましたが、研修で大切なことは『余裕』です。

 

島が4人以上になるのなら、テーブルを3つ用意して、【T字】型にしてみてください。講師の方に2つのテーブルをくっつけて、後ろにもうひとつテーブルを付けるとお誕生日席ができあがり逆T字型になりますね。

 

これなら、ぎゅうぎゅうになることもなく、最大6名までが余裕をもって着席できます。